第36回交通安全護摩

本日、交通安全護摩が行われました。

交通安全護摩は、池田町箸蔵地区の交通事故減少を願って始められ、今回で36回目となります。
国道32号線の改修で交通事故が増加した時、当時の警察、交通安全協会の方々と、名誉住職が相談して開始されました。
これ以降交通事故が減少したために毎年続けて行われているとのこと、御利益があるといわれるのは箸蔵寺としても嬉しいことです。
特に、今年はこの地域の死亡事故ゼロを更新し続けてているようです。

今年は父の日ということも有り、父の日にちなんだ法話を。
この後風船を飛ばす場所が護摩殿の前、ちょうど団十郎の灯籠のある所と言うこともあり、以前書いたお話を引用し、

団十郎の灯籠には親が子を思う心が込められているということ。

この世に自分が存在している以上、父だけでなく、母、祖父母、先祖すべてに対する感謝を忘れないということ。

自分を大切に思っている者の思いを叶えるには自身が交通事故に遭わずに健康に生きていくこと。

などの話をさせていただきました。

今年も護摩殿にて護摩祈祷の後、地元の小学生が交通標語を付けた風船を境内にて飛ばしました。

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以前は和歌山で見つかったというこの風船、今年はどこで発見されるでしょうか?