-始まり-

人は、恥ずかしさを隠すため、小さな嘘をつく その嘘がばれそうになると、もっと大きな嘘を重ねて自分を護る 何度も重ねた嘘はいつか綻(ほころ)び、いつか全てが明るみに出る その時には、最初に隠したものよりも、遥かに大きな恥ずかしさを味わい 護りたかったもの全てを失う そして思う こんなことになるくらいな 続きを読む -始まり-