雑感20201224

嫌煙者と喫煙者が同じ部屋にいて、それぞれが自由に過ごせば、思い通りにならないのは嫌煙者
静かに過ごしたい人と賑やかに過ごしたい人が同じ部屋にいて、それぞれが自由に過ごせば、思い通りにならないのは静かに過ごしたい人
タバコには分煙があるけれど…騒ぎたいなら騒げる場所があるけれど…。

マスクを着けていなれれば不安だと思っている人たちと
マスクを着けなくても大丈夫だとと思っている人たちが
同じ社会の同じ空気を吸いながら生きている

目に見えないものが気付かないうちに共有空間に広がり感染していく
世の中全体、自然の摂理としては「因果応報」なのだが
一人一人の視点で見れば、細心の注意を払っている人の感染リスクが上昇してしまうという「自業他得、他業自得」の状態になっている

これは「感染防止か経済活動か」という構図の話ではありません。

私は宗教者として、向き合う相手が少しでも安心感を持てるためには何をすればよいかを考えながら接していきたいと思います。

印契を結ぶことだけが行法(ぎょうぼう)ではありません。
自分の「日々の行い全て」が印を結んでいるのと同じ身密の行となっているのです。

挙手動足 皆是密印(『五輪九字秘釈』)