100個目にドミノが倒れた場合、
せっかく99個目まで並べられたのにまた最初に戻ってしまったと思ってしまう。
このようなドミノ的な考え方で物事を判断すると、苦しみに囚われてしまいがち。
「ここまで頑張ってきたのにやはりダメだった。 また振り出しに戻った。」と・・・。
しかし、別の考え方もある。
「99個成功したけど100個目は失敗したな。 これで99勝1敗だ。 成功率が100%から99%になった。 それでもたいしたもんだ。」と・・・。
同じことが起こっていても、0%評価と99%評価では大きな自己肯定感の違い。
もちろん世の中には継続が必要なものもあるが、そうでないものもある。
そうでないものなら、成功率がどんなに下がってもゼロにはならない。
だから、
「せっかく学校や会社へ行けるようになったのにまた休んでしまった。」からといって、
「不安が抑えられていたのについに出てしまった。」からといって、
これまで出来ていた日々がゼロに戻るわけではない。
長い人生、そんな日もある。
そんな風に思えるようになるといいですね。
一日も欠かさない継続はすごいことだけど、
休みを挟んだ継続にも積み重ねがある。
それだって素晴らしいこと。
この話で少し楽になった方がおられました。
他の誰かにも響くことがあればと。